読書:機械との競争

9/29読了
 
どこまで処理能力と記憶装置が発達するか。
2004年に人間でないと難しいと思っていた事が、2010年には機械でもできるようになっている。(車の自動運転や、音声翻訳作業)

肉体的な動きと知覚を組み合わせる作業は自動化しにくいが、単純なデータ収集・処理だけだと、データを貯めて処理能力が高いものにアルゴリズムを入れたものに置き換わる。
意外とホワイトカラーの方が危ないかも。

ムーアの法則など指数関数的に成長するから、ある一定のレベルまでいくと指数関数ではとんでもない成長率になる。そこにデジタルがちょうど直面しているのではと。

機械と直接対決すると、人間はいずれか負ける。
機械を味方に付け、人間と機械が協力することで多くを生産し、勝っていける。
チェスの世界一はコンピュータを使ったアマチュアプレイヤーとの事。
コンピュータを操作して学習させる能力に長けているからとの事

コンピュータは定型的な処理、反復的な計算、一貫性の維持といった面では圧倒的に強い
複雑なコミュニケーションやパターンマッチングの面でもレベルアップしてる。
だが直感、創造性は備わってない。
あらかじめ決められた領域からははみ出せない。
コンピュータが弱いところに人間は強いからパートナーになる可能性はある。